生まれてくることが叶わなかったお子様の御供養

本日の教え

お彼岸が近づいてきました。

御彼岸は御先祖様に手を合わせ御供養し感謝をささげる期間です。御彼岸では、家族で御先祖様に思いを馳せ生前の思い出を語り合うことも多いでしょう。

その中で忘れてはならないのが、生まれてくることができなかた子供「加羅羅(からら)」です。

お腹の赤ちゃんが御病気になるなどで亡くなってしまうこともあります。また、ご病気でやむなく産むことをやめる方もいらっしゃることでしょう、男女間の問題など様々なご事情でお子さんを産めなくなり、やむを得ず子供の誕生を辞めてしまう場合があると思います。

生まれてくることのできなかった魂(加羅羅)は、やはり命を絶たれてしまったという強烈な悲しみ、怒り、念を持っています。加羅羅の念は強烈です。このお話は次回行います。

私たちの誰もがそう願うように、家族に特に両親、母親に愛され大事にしてほしいという気持ちを加羅羅は持っています。

加羅羅の気持ちを和らげ加羅羅が成仏するためには深い行が必要です。

そして、ご両親が、母親が、日々我が子を思いお彼岸には愛情をかけて御供養を行うことが生まれてくることのできなかった魂を救うのです。

どうか忘れずにご家族のひとりとして御供養をしていただきたいと思います。